村田式ジャイロオンラインシステム

近年、ボーリング孔の精度管理（孔曲がり測定）をその都度実施される会社様や技術提案で孔曲がり精度管理をご提案される会社様などが年々多くなってきております。
ジャイロオンラインシステムはこれらの皆様のご要望にお答えするもので、3軸MEMSジャイロと加速度計を内蔵した測定用センサーをケーシングに沿ってトレースさせながら計測し、孔曲がり状況を計測します。掘削用のケーシング内部に直接ジャイロセンサーを挿入して孔曲がり計測が可能です。
測定孔の内径が37ｍｍから測定できますので、小孔径から大孔径まで幅広い孔曲がり測定が可能です。システムにはジャイロセンサーを素早く・スムーズに昇降させるケーブルウィンチと測定深度を正確に測定するシーブ、計測専用ソフトウェアが付属します。
データはパソコンに自動保存されますので測定終了後に変位量を自動計算して孔曲がり形状を効率的に求めます。

主な仕様用途

ボーリング孔の掘削精度確認（孔曲がり変位の計算）
※主な計測対象孔
・調査ボーリング孔
・地盤改良孔
・鋼管杭　等

製品についての資料

本計測機器の資料は下記よりダウンロード可能です。
なお、資料はPDFファイルになっており、閲覧にはAdobe社のAcrobat Readerが必要です。

本製品の特長

• 磁気影響を受けないため、ケーシング内に直接センサーを挿入して測定が可能
  (別途ガイドパイプ等が不必要)
• ケーシング内径37ｍｍから孔曲がり測定が可能
• 1回あたりの測定時間が短時間で終了
• 簡易操作に特化した計測用ソフトウェア
• 測定終了後パソコンへ自動的にデータが保存されるので、孔曲がり変位量をその場で確認可能

製品ラインナップ/種類

お客様のご使用の径により、ある程度センサーの外径を選定します。
またご使用の際には、使用鋼管径に合わせたセントラライザーが必要になります。

製品導入のメリット

本製品をご使用いただくことにより下記のような効果が見込まれます。

• ケーシング内の孔曲がり状況を的確に、また短時間で効率的に求められる。
• 地盤改良孔の孔曲がりを1本毎に測ることで、改良孔どうしのラップ状況が確認可能。
• ユーザー様（主にボーリング掘削業者様・地質コンサルタント様）の品質及び精度管理の向上や現場作業工程の効率化に貢献。

製品の仕様

本製品の仕様一覧になります。

※仕様の詳細についてはカタログでご確認下さい。
※仕様・外観などは予告なく変更することがありますのでご了承ください。

価格・納期

価格：オープン価格
納期：受注生産品になります。

※お電話またはメールでお問合せ下さい。改めてお見積り申し上げます。